記帳とは、事業を行う上で生じた取引内容をもとに帳簿を作成することを指します。この記帳業務は、決算書の作成を目的に行われます。

さらに、事業の見直し、経営の効率化などに置いても役立ちます。定期的に正確なお金の管理を行い、計画の見直しを行っていくことが長期的な経営にとって必要です。

しかし、この業務は専門的な知識を要するだけでなく、日常的に行う必要があるため、手間がかかります。そのような場合、税理士の記帳代行サービスを利用することをおすすめします。記帳代行とは、税理士が代わりに記帳業務を行ってくれるサービスのことです。

これには、メリットとデメリットが存在します。

■記帳代行のメリット

・コストの削減
記帳業務を自社で行うには、経理の知識を持つ経理担当を雇うことになります。これにかかるコストは記帳代行と比べて高くなります。また、節税に関するアドバイスも可能であるため、支出を抑えることにつながります。

・本業に専念することができる
税理士は専門家であり、実務経験も豊富である場合が多いです。そのため、記帳業務を安心して任せることができ、本業に専念することができます。

・ 管理会計の向上
専門家で任せることで管理会計の質の向上が見込めます。それだけでなく、月次決算を毎月行うことで、定期的に経営状況を把握することができます。

■記帳代行のデメリット

・時間がかかる
自社に経理担当者がいないため、経理内容をリアルタイムで確認することはできず、時間が少しかかります。

・情報漏洩の危険性がある
会社内の重要な情報を外部に任せることになるため、情報漏洩の危険性があると言えます。そのため、記帳代行を利用する場合には安心できる税理士を選ぶことをおすすめします。

このように記帳代行にはメリットとでメリットが存在します。記帳代行の利用を考える際には、両者を比較し慎重に検討することをおすすめします。

熊谷税務会計事務所は、兵庫県、京都府を中心に幅広く活動しています。
記帳代行をお考えの際は、お気軽にご連絡ください。