熊谷税務会計事務所

土地の相続税評価額の計算方法

相続が発生した場合には相続する資産の額に応じて相続税が課税されますが、不動産を所有している場合には土地の評価額も相続税の対象となります。しかし、土地の評価額は常に一定ではなくその時によって変動していくものであるため、どのくらいの評価額になるかという計算方法を理解しておくことによって、相続税の対策もしやすくなります。

土地の相続税評価額の計算方法は次のようなものがあります。


・路線価方式
路線価方式は国税庁が定めている道の評価額(路線価)を使った評価の方法です。道につけられた路線価に土地の面積をかけることによって算出することが可能です。路線価は国税庁が毎年7月頃に公表するものであり、贈与税の計算についてもこの路線価が使用されます。


・倍率方式
倍率方式は路線価がない土地などに適用することができ、計算方法は固定資産税評価額を用いて行います。固定資産税評価額に定められた倍率をかけることによって相続税の評価額を計算することになります。おおよその相続税評価額は公示価格と呼ばれる土地の価格の約80%が相場となります。


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